過去問

「社労士試験 労災保険法 療養(補償)等給付」労災-157

このブログでは、毎日科目を変えてお送りしています。

なぜかというと、早いうちに全科目に触れておくことで、社労士試験の全容がイメージしやすくなり、勉強のペースが掴みやすくなるからです。

なので、あまり構えずに「ふ〜ん、そうなんだ」くらいの気軽な気持ちで読んでみてくださいね。

今日は労災保険法の「療養(補償)等給付」について見てみようと思います。

療養の給付がどこで行われるのか、

療養の給付の内容はどうなっているのかについてチェックしましょう。

 

療養の給付はどこで行われる?

(平成27年問2A)

療養の給付は、社会復帰促進事業として設置された病院若しくは診療所又は都道府県労働局長の指定する病院若しくは診療所、薬局若しくは訪問看護事業者において行われる。

 

解説

解答:正

問題文のとおりです。

療養の給付は、

  • 社会復帰促進等事業として設置された病院もしくは診療所
  • 都道府県労働局長の指定する病院もしくは診療所、薬局もしくは訪問看護事業者

において行われます。

では、療養の給付にはどのようなものがあるのか下の過去問で確認しましょう。

 

療養の給付の範囲とは

(平成30年問2D)

療養補償給付としての療養の給付の範囲には、病院又は診療所における療養に伴う世話その他の看護のうち、政府が必要と認めるものは含まれるが、居宅における療養に伴う世話その他の看護が含まれることはない。

 

解説

解答:誤り

療養の給付には、「居宅における療養に伴う世話その他の看護」も含まれます。

療養の給付には

  • 診察
  • 薬剤または治療材料の支給
  • 処置、手術その他の治療
  • 居宅における療養上の管理及びその療養に伴う世話その他の看護
  • 病院または診療所への入院及びその療養に伴う世話その他の看護
  • 移送(政府が必要と認めるもの)

があります。

 

今回のポイント

  • 療養の給付は、
    • 社会復帰促進等事業として設置された病院もしくは診療所
    • 都道府県労働局長の指定する病院もしくは診療所、薬局もしくは訪問看護事業者

    において行われます。

  • 療養の給付には
    • 診察
    • 薬剤または治療材料の支給
    • 処置、手術その他の治療
    • 居宅における療養上の管理及びその療養に伴う世話その他の看護
    • 病院または診療所への入院及びその療養に伴う世話その他の看護
    • 移送(政府が必要と認めるもの)

    があります。

 

各科目の勉強法の記事をまとめました

労働基準法から一般常識までの全科目の勉強法の記事をまとめましたのでぜひご覧ください

リンク「社労士試験 独学合格法 各科目の勉強方法の記事をまとめました!」

 

科目ごとにまとめて記事を見ることができます!

スマホでご覧になっていただいている場合は、一番下までスクロールすると、科目名が並んでいますのでご覧になりたい科目をタップいただくと、その科目だけの記事を見ることができます。

もしくは、一番右上の三本線(メニューになっています)をタップしていただいて科目名を表示させる方法もあります。

ぜひご活用ください!

関連記事

  1. 「社労士試験 国民年金法 遺族基礎年金の受給権者についてのポイント」過…

  2. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 雇用保険法 育児休業給付」雇-…

  3. 「社労士試験 安衛法・事業者の講ずべき措置 社労士プチ勉強法」安衛-1…

  4. 「社労士試験 雇用保険法 いろんな種類がある給付制限をどう克服するのか…

  5. 「社労士試験 労一 労働組合法 労働組合が労働者に及ぼすチカラとは」過…

  6. 「労災保険法 療養の給付で押さえておきたいポイントはここ! 続き」過去…

  7. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 雇用保険法 就職促進給付」過去…

  8. 「社労士試験 健康保険法 保険料の負担」健保-171

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。