過去問

「社労士試験 労災保険法 保険給付の手続きにかかる事業主の助力」労災-206

このブログでは、毎日科目を変えてお送りしています。

なぜかというと、早いうちに全科目に触れておくことで、社労士試験の全容がイメージしやすくなり、勉強のペースが掴みやすくなるからです。

なので、あまり構えずに「ふ〜ん、そうなんだ」くらいの気軽な気持ちで読んでみてくださいね。

今日は労災保険法の「保険給付の手続きにかかる事業主の助力」について見てみたいと思います。

労働者の保険給付の手続きについて事業主に求められていることについて確認しましょう。

 

保険給付の請求手続きが困難な場合、事業主の助力は、、、?

(令和元年問2ウ)

保険給付を受けるべき者が、事故のため、自ら保険給付の請求その他の手続を行うことが困難である場合でも、事業主は、その手続を行うことができるよう助力する義務はない。

 

解説

解答:誤り

保険給付を受けるべき者が、

事故のために自分で保険給付の請求等を行うことが困難である場合は、

事業主は、その手続を行うことができるよう助力しなければならない、とされています。

労働者が入院などで労災保険給付の手続きに動くことができないときは、

事業主はその労働者のサポートをする必要があります。

では次に、事業主が保険給付を受けるために必要な証明を求められた時の取扱いについて確認しましょう。

 

保険給付を受けるために事業主が必要な証明を求められたときは

(平成27年問2D)

事業主は、療養補償給付たる療養の給付を受けるべき者から保険給付を受けるために必要な証明を求められたときは、30日以内に証明しなければならない旨、厚生労働省令で規定されている。

 

解説

解答:誤り

事業主は、

保険給付を受けるべき者から保険給付を受けるために必要な証明を求められたときは、

30日以内ではなく「すみやかに証明をしなければならない、と定められています。

 

今回のポイント

  • 保険給付を受けるべき者が、事故のために自分で保険給付の請求等を行うことが困難である場合は、事業主は、その手続を行うことができるよう助力しなければならない、とされています。
  • 保険給付を受けるべき者から保険給付を受けるために必要な証明を求められたときは、すみやかに証明をしなければならない、と定められています。

 

各科目の勉強法の記事をまとめました

労働基準法から一般常識までの全科目の勉強法の記事をまとめましたのでぜひご覧ください

リンク「社労士試験 独学合格法 各科目の勉強方法の記事をまとめました!」

 

科目ごとにまとめて記事を見ることができます!

スマホでご覧になっていただいている場合は、一番下までスクロールすると、科目名が並んでいますのでご覧になりたい科目をタップいただくと、その科目だけの記事を見ることができます。

もしくは、一番右上の三本線(メニューになっています)をタップしていただいて科目名を表示させる方法もあります。

関連記事

  1. 「社労士試験 安衛法 安全衛生管理体制(衛生管理者・産業医)社労士プチ…

  2. 社労士試験 徴収法 ズバリ!口座振替に関する要点の押さえ方」過去問・徴…

  3. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 雇用保険法 適用事業所に関する…

  4. 社労士試験勉強法 過去問攻略!「労基法 休業手当と出来高制の保障給の考…

  5. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 厚生年金法 障害厚生年金の支給…

  6. 社労士試験勉強法 過去問攻略!「労災保険法 遺族(補償)年金の要件とは…

  7. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 労災保険法 社会復帰促進等事業…

  8. 「社労士試験 労災保険法 支給制限・差し止めは横断学習で復習!」過去問…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。