なぜかというと、早いうちに全科目に触れておくことで、社労士試験の全容がイメージしやすくなり、勉強のペースが掴みやすくなるからです。
なので、あまり構えずに「ふ〜ん、そうなんだ」くらいの気軽な気持ちで読んでみてくださいね。
今回は、労働に関する一般常識ということで、統計調査について見てみたいと思います。
ここで取り上げたのは、「令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況」で、
正社員以外の労働者について出題されたものになっていますので、どのような調査になっているのか見ていきましょう。
正社員以外の労働者の数は増えている?
(令和3年問2A)
令和元年10月1日現在で、就業形態別に当該就業形態の労働者がいる事業所の割合(複数回答)をみると、「正社員以外の労働者がいる事業所」は前回調査(平成26年)と比べて低下している。
解説
解答:誤り
正社員以外の労働者がいる事業所は、平成26年の調査の時よりも「上昇」しています。
で、正社員以外の労働者で一番多い雇用形態はパートタイム労働者であるという結果になっています。
こちらの結果についてはURLを貼っておきますのでご覧になってみてくださいね。(最初のページに記載があります)
参考記事:就業形態別労働者がいる事業所の割合
それでは、正社員以外の労働者を活用している理由が何なのか、見てみることにしましょう。
正社員以外の労働者を雇用している理由
(令和3年問2C)
正社員以外の労働者がいる事業所について、正社員以外の労働者を活用する理由(複数回答)をみると、「正社員を確保できないため」とする事業所割合が最も高くなっている。
解説
解答:正
問題文のとおりです。
正社員以外の労働者を活用する理由のトップは、「正社員を確保できないため」でした。
次に多かったのが、「1日、週の中の仕事の繁閑に対応するため」でした。
私は正直、コストの節約のためかな、と思ったのですが、こちらは3位でしたね。
統計問題の演習で間違っても何の問題もありません。
繰り返し学習することで、自分の認識を世間の認識に擦り合わせいくことが目的ですので、広く浅く何度も見ていきましょう。
こちらの問題についてもURLを貼っておきますので、ご自由にご参考になさってくださいね。(最初のページに記載があります)
参考記事:正社員以外の労働者を活用する理由
今回のポイント
- 統計の問題演習は、繰り返し学習して自分の認識を世間の認識に擦り合わせいくことが目的ですので、広く浅く何度も見ていきましょう。
社労士プチ勉強法
「紙とデジタル、どっちがいいの?」
便利なもので、資格学校によっては、テキストや問題集はPDF形式になっていてタブレットなどでも勉強できる時代になりました。
複数の科目の教材を持ち歩くのに紙だと、荷物が重たくなりますが、タブレットなら手軽ですね。
知識の定着の視点から見たときに、紙とデジタルのどちらが定着しやすいのかについては、
色々な方が色々なご意見を出されていますのでここでは判定しませんが、
私は、「メインは紙、デジタルはサブ」という位置付けで勉強していました。
あくまで主観的な感想ですが、デジタルの情報を読んでいても、記憶に残りにくい感じがしました。
その場では分かったつもりでも、後日思い出そうとしても思い出しにくかったのですね。
一方、紙の場合、ページの折れや使い込みによるボロボロ加減など、知識以外の情報も一緒に記憶するので定着しやすいイメージがありましたね。
ただ、1日に複数の科目を勉強する場合は、その分荷物が重くなるので、メインの勉強科目は紙の教材、スキマ時間にする科目はデジタル、といった具合に使い分けていました。
あと、「過去問ラ○ド」もスキマ時間にスマホで勉強してましたし。笑
文明の利器も上手に使っていきたいですね。
各科目の勉強法の記事をまとめました
労働基準法から一般常識までの全科目の勉強法の記事をまとめましたのでぜひご覧ください
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