過去問

「社労士試験 徴収法 時効」徴収-162

このブログでは、毎日科目を変えてお送りしています。

なぜかというと、早いうちに全科目に触れておくことで、社労士試験の全容がイメージしやすくなり、勉強のペースが掴みやすくなるからです。

なので、あまり構えずに「ふ〜ん、そうなんだ」くらいの気軽な気持ちで読んでみてくださいね。

今日は徴収法の「時効」について見てみたいと思います。

徴収法における時効の年数や督促の効力についてチェックしましょう。

 

徴収金を徴収する権利の時効

(平成28年雇用問10ア)

労働保険料その他労働保険徴収法の規定による徴収金を徴収する権利は、国税通則法第72条第1項の規定により、5年を経過したときは時効によって消滅する。

 

解説

解答:誤り

徴収法の徴収金にかかる徴収や還付についての時効は、

これらを行使することができる時から「2年」となっています。

では、政府が行う督促が時効にどのような効力があるのか下の過去問を読んでみましょう。

 

「督促」と時効の更新の効力

(令和2年雇用問10A)

労働保険料その他労働保険徴収法の規定による徴収金を納付しない者に対して政府が行う督促は時効の更新の効力を生ずるが、政府が行う徴収金の徴収の告知は時効の更新の効力を生じない。

 

解説

解答;誤り

徴収金の徴収の「告知」または「督促」は、時効の更新の効力を生じます。

つまり、時効の進行がリセットされるということですね。

 

今回のポイント

  • 徴収法の徴収金にかかる徴収や還付についての時効は、これらを行使することができる時から「2年」となっています。
  • 徴収金の徴収の「告知」または「督促」は、時効の更新の効力を生じます。

 

各科目の勉強法の記事をまとめました

労働基準法から一般常識までの全科目の勉強法の記事をまとめましたのでぜひご覧ください

リンク「社労士試験 独学合格法 各科目の勉強方法の記事をまとめました!」

 

科目ごとにまとめて記事を見ることができます!

スマホでご覧になっていただいている場合は、一番下までスクロールすると、科目名が並んでいますのでご覧になりたい科目をタップいただくと、その科目だけの記事を見ることができます。

もしくは、一番右上の三本線(メニューになっています)をタップしていただいて科目名を表示させる方法もあります。

関連記事

  1. 社労士試験勉強法 過去問攻略!「徴収法 時効や書類の保存期間の規定とは…

  2. 「労一 労働組合法 5分でわかる!労働組合の仕組みと役割」過去問・労一…

  3. 「社労士試験 安衛法 ストレスチェック」安衛-142

  4. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 雇用保険法 育児休業給付」過去…

  5. 社労士試験勉強法 過去問攻略!「徴収法 ウチ、有期事業の一括できます?…

  6. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 健康保険法 資格の取得・喪失の…

  7. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 徴収法 特例納付保険料」徴収-…

  8. 「社労士試験 労働に関する一般常識・障害者雇用促進法 社労士プチ勉強法…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。