このブログでは、毎日科目を変えてお送りしています。
なぜかというと、早いうちに全科目に触れておくことで、社労士試験の全容がイメージしやすくなり、勉強のペースが掴みやすくなるからです。
なので、あまり構えずに「ふ〜ん、そうなんだ」くらいの気軽な気持ちで読んでみてくださいね。
今回は、労働に関する一般常識から「労働経済」について見てみたいと思います。
労働経済は、どこから出題されるのか分からず、不安の大きい項目ですが、過去問に触れている中で「自分ならこう思う」という感覚を持ちながら見ていくといいですね。
自分の感覚と世間が感じている感覚をチューニングしていくイメージです。
また、普段の勉強の合間に、ニュースなどを見て世情に触れておくことも大切になってくるかと思いますのでご参考になれば幸いです。
今回の過去問は、令和元年の労働経済白書から「働きやすさ」がテーマになっています。
世間が働きやすさについてどのように感じているのか見てみましょう。
正社員は、今の職場を働きやすいと感じている?
(令和3年問1A)
正社員について、働きやすさに対する認識を男女別・年齢階級別にみると、男女ともにいずれの年齢階級においても、働きやすさに対して満足感を「いつも感じる」又は「よく感じる」者が、「全く感じない」又は「めったに感じない」者を上回っている。
解説
解答:正
問題文のとおりです。
正社員に対する調査では、働きやすさに対して満足感を「いつも感じる」・「よく感じる」の方が「全く感じない」・「めったに感じない」を男女問わずどの年齢階級でも上回っています。
この調査結果は、私にとって意外なものでした。
日本の正社員には不満が多いものだと勝手な偏見を抱いていましたので、認識を修正させていただきます。
こちらについては、白書の該当ページのリンクを貼っておきますので、よろしければご覧になってくださいね。(126ページに記載があります)
参考URL:働きやすさについての視座
では次に、テレワークについて調査した結果を見て見ることにしましょう。
新型コロナウイルスの影響で、テレワークという言葉がすっかり定着した感じですが、
正社員の人は、テレワークについてどのように感じているのでしょうか。
正社員の人はテレワークのことをどう思っている?
(令和3年問1D)
正社員について、テレワークの導入状況と働きやすさ・働きにくさとの関係をみると、テレワークが導入されていない場合の方が、導入されている場合に比べて、働きにくいと感じている者の割合が高くなっている。
解説
解答:正
問題文のとおりです。
テレワークが導入されていない場合に、働きにくいと感じている正社員の割合が、テレワークが導入されている場合よりも多くなっています。
テレワークができればもっと柔軟に働けるのに、といった気持ちがあるのかもしれませんね。
こちらの調査結果につきましても、先ほどのURLの134〜135ページに記載がありますので、よろしければご参考になさってくださいね。
今回のポイント
- 正社員に対する調査では、働きやすさに対して満足感を「いつも感じる」・「よく感じる」の方が「全く感じない」・「めったに感じない」を男女問わずどの年齢階級でも上回っています。
- テレワークが導入されていない場合に、働きにくいと感じている正社員の割合が、テレワークが導入されている場合よりも多くなっています。
社労士プチ勉強法
「休憩を意識的に取り入れることができていますか?」
勉強というのは、自分の頭の中に知識を取り入れて、暗記したり理解をしたりすることで、社労士試験の本試験場で正しくアウトプットをすることが目的です。
なので、せっかく問題を解いたりテキストを読んでインプットやアウトプットをするのであれば、少しでも脳のコンディションが良い方が勉強の生産性が上がりやすいですよね。
そのために必要なのが「休憩」です。
勉強というと、頭にハチマキをして机にかじりつく大学受験生が思い浮かぶ(私だけでしょうか?苦笑)のですが、
長時間、同じことをしていると脳は疲れてきて、生産性が下がってしまうのですね。
それを防ぐために、「疲れる前に休憩」を取ることで脳を元気な状態に保つことが必要になってきます。
具体的には、およそ30分ごとに5分ほど休憩を意識的に取るようにすれば、結果的に長時間の勉強を行いやすいのでお試しください♫
ただ、休憩の際にスマホを触ると脳の休息にならないので注意が必要です。(^ ^)
各科目の勉強法の記事をまとめました
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