このブログでは、毎日科目を変えてお送りしています。
なぜかというと、早いうちに全科目に触れておくことで、社労士試験の全容がイメージしやすくなり、勉強のペースが掴みやすくなるからです。
なので、あまり構えずに「ふ〜ん、そうなんだ」くらいの気軽な気持ちで読んでみてくださいね。
今日は、社会保険に関する一般常識より「確定給付企業年金法」について見てみようと思います。
今回は、確定給付企業年金法の給付にスポットを当てましたので確認しましょう。
年金給付の支払方法
(令和2年問6C)
年金給付の支給期間及び支払期月は、政令で定める基準に従い規約で定めるところによる。ただし、終身又は10年以上にわたり、毎年1回以上定期的に支給するものでなければならない。
解説
解答:誤り
確定給付企業年金法の年金給付の支給期間や支払期月は、
終身または10年以上にわたり、毎年1回以上定期的に支給するものでなければなりません。
確定給付企業年金法の給付は、老齢給付金や障害給付金、遺族給付金、脱退一時金がありますが、
法定給付と任意給付に分かれます。
では、障害給付金はどちらになるのでしょうか。
障害給付金は必ず給付をしなければならない?
(令和4年問6B)
事業主(企業年金基金を設立して実施する確定給付企業年金を実施する場合にあっては、企業年金基金。)は、障害給付金の給付を行わなければならない。
解説
解答:誤り
障害給付金や遺族給付金は任意給付となっており、
老齢給付金と脱退一時金が法定給付となっています。
今回のポイント
- 確定給付企業年金法の年金給付の支給期間や支払期月は、終身または10年以上にわたり、毎年1回以上定期的に支給するものでなければなりません。
- 障害給付金や遺族給付金は任意給付となっており、老齢給付金と脱退一時金が法定給付となっています。
社労士プチ勉強法
「過去問の解き方一つで実力アップの効果が変わります!」
社労士試験の勉強で「過去問を解きましょう」という話はたくさん聞きますよね。
ただ、どうやって過去問を解くのかについては、色々と見解がありますので、
私が思う過去問の解き方をお伝えできればと思います。
問題文を読んだ時に、まず『テーマを判別』します。
たとえば労働基準法の「賃金支払の5原則」という具合です。
その次に、賃金支払の5原則には何があったかというように、『テーマの論点を思い出します』。
で、問題文と照合して正誤を判断するわけです。
何度も解いていると、問題文の最初を読んだだけで正誤を判断できてしまうようになりますが、
大切なことは、周辺知識を含めた『テーマの論点を思い出す』ことにあります。
この手順を踏むことで初見の問題にも強くなりますのでご参考になれば幸いです。
各科目の勉強法の記事をまとめました
労働基準法から一般常識までの全科目の勉強法の記事をまとめましたのでぜひご覧ください
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