過去問

「社労士試験 雇用保険法 高年齢者求職者給付金」雇-142

このブログでは、毎日科目を変えてお送りしています。

なぜかというと、早いうちに全科目に触れておくことで、社労士試験の全容がイメージしやすくなり、勉強のペースが掴みやすくなるからです。

なので、あまり構えずに「ふ〜ん、そうなんだ」くらいの気軽な気持ちで読んでみてくださいね。

今日は雇用保険法の「高年齢求職者給付金」について見てみようと思います。

高年齢求職者給付金の支給要件について確認しましょう。

 

高年齢者求職者給付金の支給を受けるためには

(平成29年問5D)

高年齢求職者給付金の支給を受けようとする高年齢受給資格者は、公共職業安定所において、離職後最初に出頭した日から起算して4週間に1回ずつ直前の28日の各日について、失業の認定を受けなければならない。

 

解説

解答:誤り

高年齢求職者給付金の失業の認定は1回でオーケーです。

高年齢求職者給付金の支給を受けようとする高年齢受給資格者は、

離職の日の翌日から起算して1年を経過する日までに、

公共職業安定所に出頭して、

求職の申込みをして、失業していることについての認定を受ける必要がありますが、

この失業の認定は1回受ければ大丈夫です。

では、失業の認定を受けた後、再就職した場合、

高年齢求職者給付金は返還しなければならないのでしょうか。

下の過去問で確認しましょう。

 

再就職したら返還??

(平成29年問5A)

高年齢求職者給付金の支給を受けた者が、失業の認定の翌日に就職した場合、当該高年齢求職者給付金を返還しなければならない。

 

解説

解答:誤り

高年齢求職者給付金は、失業の認定の時点で失業の状態であればいいので、

失業の認定の翌日に就職しても返還する必要はありません。

 

今回のポイント

  • 高年齢求職者給付金の支給を受けようとする高年齢受給資格者は、離職の日の翌日から起算して1年を経過する日までに、公共職業安定所に出頭して、求職の申込みをして、失業していることについての認定を受ける必要があります。
  • 高年齢求職者給付金は、失業の認定の時点で失業の状態であればいいので、失業の認定の翌日に就職しても返還する必要はありません。

 

各科目の勉強法の記事をまとめました

労働基準法から一般常識までの全科目の勉強法の記事をまとめましたのでぜひご覧ください

リンク「社労士試験 独学合格法 各科目の勉強方法の記事をまとめました!」

 

科目ごとにまとめて記事を見ることができます!

スマホでご覧になっていただいている場合は、一番下までスクロールすると、科目名が並んでいますのでご覧になりたい科目をタップいただくと、その科目だけの記事を見ることができます。

もしくは、一番右上の三本線(メニューになっています)をタップしていただいて科目名を表示させる方法もあります。

ぜひご活用ください!

関連記事

  1. 「健康保険法 取っつきにくい訪問看護療養費の勉強方法とは」過去問・健保…

  2. 「社労士試験 厚生年金保険法 給付制限」厚年-178

  3. 社労士試験勉強法 過去問攻略!「国民年金法 振替加算の支給要件とは?」…

  4. 「社労士試験 労基法 賃金の保障」労基-163

  5. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 徴収法 有期事業の概算保険料の…

  6. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 雇用保険法 特例一時金」雇-1…

  7. 「社労士試験 雇用保険法 被保険者の要件を効率よく押さえるには」過去問…

  8. 「社労士試験 健康保険法 保険料率と保険料についてのおさらいです」過去…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。