過去問

「社労士試験 健康保険法 時効」健保-141

このブログでは、毎日科目を変えてお送りしています。

なぜかというと、早いうちに全科目に触れておくことで、社労士試験の全容がイメージしやすくなり、勉強のペースが掴みやすくなるからです。

なので、あまり構えずに「ふ〜ん、そうなんだ」くらいの気軽な気持ちで読んでみてくださいね。

今回は健康保険法の「時効」に触れてみようと思います。

これを機会に他の法律の時効についてもチェックされてみるのもいいですね。

 

療養の給付を受ける権利の時効は?

(令和3年問4ア)

療養の給付を受ける権利は、これを行使することができる時から2年を経過したときは、時効によって消滅する。

 

解説

解答:誤り

原則として、保険給付を受ける権利の時効は、これを行使できる時から「2年」となっていますが、

療養の給付については、現物給付なので時効の問題は生じません

さて、つぎは傷病手当金を受ける権利の時効について見てみましょう。

傷病手当金を受ける権利の時効の起算日はいつになるのでしょうか。

 

傷病手当金を受ける権利の時効の起算日は?

(平成27年問9D)

傷病手当金を受ける権利の消滅時効はその権利を行使することができる時から2年であるが、その起算日は労務不能であった日ごとにその翌日である。

 

解説

解答:正

問題文のとおりです。

傷病手当金を受ける権利の時効の起算日は、

「労務不能であった日ごと」にその翌日となります。

 

今回のポイント

  • 療養の給付については、現物給付なので時効の問題は生じません
  • 傷病手当金を受ける権利の時効の起算日は、「労務不能であった日ごと」にその翌日となります。

 

各科目の勉強法の記事をまとめました

労働基準法から一般常識までの全科目の勉強法の記事をまとめましたのでぜひご覧ください

リンク「社労士試験 独学合格法 各科目の勉強方法の記事をまとめました!」

 

科目ごとにまとめて記事を見ることができます!

スマホでご覧になっていただいている場合は、一番下までスクロールすると、科目名が並んでいますのでご覧になりたい科目をタップいただくと、その科目だけの記事を見ることができます。

もしくは、一番右上の三本線(メニューになっています)をタップしていただいて科目名を表示させる方法もあります。

ぜひご活用ください!

関連記事

  1. 「社労士試験 雇用保険法 算定基礎期間」雇-139

  2. 「社労士試験 労基法 差別的取扱い」労基-155

  3. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 国民年金法 被保険者期間の計算…

  4. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 労基法 解雇制限」過去問・労基…

  5. 「国民年金法 これで理解できる!脱退一時金の全体像」過去問・国-42

  6. 「社労士試験 労基法 押さえておきたい休憩・休日の要点とは」過去問・労…

  7. 「雇用保険法 受給期間の取扱マニュアル」過去問・雇-28

  8. 「社労士試験 徴収法 罰則」徴収-182

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。