過去問

「社労士試験 社会保険に関する一般常識・確定給付企業年金法 社労士プチ勉強法」社一-106

このブログでは、毎日科目を変えてお送りしています。

なぜかというと、早いうちに全科目に触れておくことで、社労士試験の全容がイメージしやすくなり、勉強のペースが掴みやすくなるからです。

なので、あまり構えずに「ふ〜ん、そうなんだ」くらいの気軽な気持ちで読んでみてくださいね。

今日は社会保険に関する一般常識から「確定給付企業年金法」について触れてみようと思います。

今回は、確定給付企業年金法の「給付」に焦点を当ててみたいと思います。

また、最後に社労士プチ勉強法についても書いていますのでご参考になれば幸いです。

 

老齢給付金を受けるための加入期間でNGの要件とは

(平成26年問9E)

規約において、20年を超える加入者期間を老齢給付金の給付を受けるための要件として定めてはならない。

 

解説

解答:正

問題文のとおりです。

老齢給付金の給付を受けるために

20年を超える加入期間を要件として定めるのはNGです。

さて、確定給付企業年金法において、障害給付金の位置付けがどうなっているのか確認しましょう。

 

障害給付金の立ち位置は?

(令和4年問6B)

事業主(企業年金基金を設立して実施する確定給付企業年金を実施する場合にあっては、企業年金基金。)は、障害給付金の給付を行わなければならない。

 

解説

解答:誤り

障害給付金遺族給付金は、

任意給付となっていて、

規約で定めることにより行うことのできる給付です。

一方、老齢給付金や脱退一時金は、

法定給付となっているので、

確定給付企業年金の給付に必須の給付となっています。

 

今回のポイント

  • 老齢給付金の給付を受けるために20年を超える加入期間を要件として定めるのはNGです。
  • 障害給付金遺族給付金は、任意給付となっていて、規約で定めることにより行うことのできる給付です。

 

社労士プチ勉強法

「あなたは本試験日まであと何時間勉強できますか?」

本試験日まで確保できる勉強時間をざっくりでもいいので出してみましょう。

そうすることで、あなたが本試験日までにやるべきことについて優先順位をつけることができます。

焦りや不安のある中で少しでも冷静に勉強を進めるためには、

何をどれだけやるのかを明確にすることが有効です。

ご参考になれば幸いです。

 

各科目の勉強法の記事をまとめました

労働基準法から一般常識までの全科目の勉強法の記事をまとめましたのでぜひご覧ください

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