過去問

【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 安衛法・面接指導 社労士プチ勉強法」安衛法-104

このブログでは、毎日科目を変えてお送りしています。

なぜかというと、早いうちに全科目に触れておくことで、社労士試験の全容がイメージしやすくなり、勉強のペースが掴みやすくなるからです。

なので、あまり構えずに「ふ〜ん、そうなんだ」くらいの気軽な気持ちで読んでみてくださいね。

今日は、安衛法より「面接指導」について見てみたいと思います。

今日は、面接指導の原則的な事項について過去問を読んで確認しましょう。

また、最後に社労士プチ勉強法について書いていますので読んでいただけましたら幸いです。

 

面接指導の対象となる要件

(令和2年問8A)

事業者は、休憩時間を除き1週間当たり40時間を超えて労働させた場合におけるその超えた時間が1月当たり60時間を超え、かつ、疲労の蓄積が認められる労働者から申出があった場合は、面接指導を行わなければならない。

 

解説

解答:誤り

面接指導が行われる要件は、

  • 休憩時間を除いて1週間当たり40時間を超えて労働させた場合における、その超えた時間が1月当たり80時間を超え、かつ
  • 疲労の蓄積が認められる者

となっていますので、問題文の60時間の部分が誤りです。

また、面接指導は労働者の申出によって行われるというところも押さえておきたいですね。

では次に面接指導の結果の保存期間について確認しましょう。

 

面接指導の結果の保存期間は?

(平成25年問8B)

事業者は、面接指導の結果に基づき、法定の事項を記載した当該面接指導の結果の記録を作成して、これを5年間保存しなければならない。

 

解説

解答:正

問題文のとおりです。

面接指導の結果の記録は「5年間」保存する必要があります。

 

今回のポイント

  • 面接指導が行われる要件は、
    • 休憩時間を除いて1週間当たり40時間を超えて労働させた場合における、その超えた時間が1月当たり80時間を超え
    • かつ疲労の蓄積が認められる者

    となっています。

  • 面接指導の結果の記録は「5年間」保存する必要があります。

 

社労士プチ勉強法

「社労士試験の勉強に深追いは禁物です」

社労士試験の勉強を進めて知識がある程度ついてくると、

いろいろなことが気になってきます。

たとえば、制度の内容についてなぜそうなっているのか調べたくなるようなケースです。

興味を持つことは非常に素晴らしいことなのですが、

勉強の目的は社労士試験を突破することにあるので、

知識を深追いしてしまうと、他の基本的な知識の習得がおろそかになる可能性が出てきてしまいます。

基本的な知識を深く理解することは大切なことなのですが、詳細な知識を得ることと応用力をつけることは違います。

重要なのは、「基本的な知識を使いこなせるようになる」ことなんだと頭の隅に置いていただければ幸いです。

 

各科目の勉強法の記事をまとめました

労働基準法から一般常識までの全科目の勉強法の記事をまとめましたのでぜひご覧ください

リンク「社労士試験 独学合格法 各科目の勉強方法の記事をまとめました!」

 

科目ごとにまとめて記事を見ることができます!

スマホでご覧になっていただいている場合は、一番下までスクロールすると、科目名が並んでいますのでご覧になりたい科目をタップいただくと、その科目だけの記事を見ることができます。

もしくは、一番右上の三本線(メニューになっています)をタップしていただいて科目名を表示させる方法もあります。

ぜひご活用ください!

 

関連記事

  1. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 徴収法 賃金の定義」過去問・徴…

  2. 「社労士試験 社会保険に関する一般常識 船員保険法 保険給付」社一-1…

  3. 社労士試験勉強法 過去問攻略!「労基法 年少者に対する労働条件の規定と…

  4. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 労基法 解雇」労基-121

  5. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 安衛法 派遣労働者への安全衛生…

  6. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 事業者の講ずべき措置」安衛-9…

  7. 「国民年金法 うっかりスルーしてしまいがちな目的や権限の内容とは」過去…

  8. 社労士試験勉強法 過去問攻略!「安衛法 面接指導の仕組みとは?」 安衛…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。