テキストを読んでいると、途中で集中力が切れ、気がついたら夢の中、、、という経験はありませんか?
また、テキストを読んでいても全然頭に入った気がしない、ということもありますよね。
今回お伝えする内容は、効果的なテキスト読みの方法についてお伝えします。
テキストを読むコツが分かれば、勉強も効率的に進められ、その分合格に近づくのです。
それでは早速お話しましょう。
テキストを読むのは、問題文の論点確認と通読
テキストを読む第一段階は、問題演習をした時に、正誤の判断材料となる論点の確認です。
テキストの該当箇所を見つけたら、鉛筆でチェックをつけます。
第二段階は、その科目の問題演習を終えた時に通読をします。
「え?問題演習の前にテキストは読まないのですか?」
という質問がありますが、どちらでもいいです。
言い換えると、問題演習の前のテキスト読みは、それほど重要度は高くありません。
講義の時などにお供としてそばに置いておくイメージで大丈夫です。
大切なことは、一度で分かろうとしないこと。
特に、通読をする時は、一字一句を読み込もうとすると、どうしても疲れてしまいます。
一回一回の通読は流し読み程度で大丈夫です。
その分、通読する回数を増やす方に意識を持ちましょう。
通読を繰り返している内に、自然に早くなりますし、テキスト全体に意識が向くようになり、選択式にも対応できるようになります。
私が合格した年は、1科目の通読時間は、勉強の初期で2時間くらいかかりましたが、本試験直前には1日で全科目のテキストを通読できるようになりました。
ただ、注意しなければならないのは、ただ流し読みをすればいいのではない、ということです。
『サーチモード』で読む
テキスト読みで一番陥りがちなのは、ただ文章を目で追うだけで、中身が脳と全然リンクしていない状態になることです。
でも、それはある意味仕方がありません。
小説のようにストーリーがあるわけでもなく、書いてある文章は、慣れない法律用語ばかり。
それでは眠くなるのは当たり前です。
私の家内が夜眠れない時、テキストを渡して読むよう勧めたくらいですから笑。
その眠くなるテキストをどうすれば、脳がやる気を起こす形で読めるようになるのか。
それはテキストを読む時は、「サーチモード」で読むのです。
どういうことかというと、テキストを読むのは、
- 問題を解いた時
- その科目の問題演習を終えた時
でしたね。
テキストを読む時は、問題に出てきた論点が、テキストのどこに書いてあるのかを「探しながら」読むのです。
言い換えれば、テキストの中を探検しているようなものです。
問題演習からテキストに戻った時に鉛筆でチェックしていると、通読時の灯台のような役割も果たしてくれるので、メリハリもつきやすいと思います。
つまり、目的意識を持ちながらテキストを読むことが大切なわけです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
社労士試験に合格するためには、問題演習だけでは不十分です。
かと言って、テキストを読むのは相当エネルギーを消費します。
いかにテキスト読みを攻略するかが、合格への切符を手に入れると言っても過言ではありません。
今日お話したことが参考になれば嬉しく思います。
皆さんのことを心から応援しています!
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