今回は私の職業である、社会保険労務士(以下、社労士)の試験勉強についてお話したいと思います。
社労士試験を突破する上で、過去問の攻略は欠かせませんが、一口に過去問といっても、本で勉強するのか、スマホなどを使って勉強するのかで勉強の効率が大きく変わります。
それでは、過去問とどのように付き合えば合格に近づけるのかをお話したいと思います。
本で過去問を勉強するなら気をつけなければならない3つのポイント
本を使って過去問を勉強するなら、
- テキストとリンクされているものを選ぶ
- 問題と解答が見開きになっているものを選ぶ
- 重要度が記載されているものを選ぶ
の3つのポイントで選ぶと良いです。
「テキストとリンクされているものを選ぶ」
過去問を解いていると、テキストに戻って該当箇所を確認することを必ずします。
その時に、テキストのどこに論点が書いてあるのかを都度探していたら、非常に効率が悪いです。
過去問に、テキスト該当ページが載っていれば、すぐに確認できますので効率よく勉強を進めることができます。
もし、過去問がテキストにリンクしていない場合は、過去問にテキストのページ番号を書いておけば、2回目以降はすぐにテキストを確認することができますので、一手間かけてでも実行するようにしましょう。
「問題と解答が見開きになっているものを選ぶ」
過去問本の中には、問題ページをめくった次のページに解答が載せられているタイプや、問題文と解答が見開きになっているもの、解答を巻末にまとめているものなどがあります。
わたしは、問題文と解答が見開きになっているタイプの本をおすすめしています。
それは、問題と解答をその見開きのページで解決させる方が効率が良いからです。
解答を読むために、「ページをめくる」という行動を挟むと、集中力が途切れる可能性が高くなります。
「重要度が記載されているものを選ぶ」
過去問が記載している年数にもよるのですが、10年分ともなれば、相当な量になります。
これを繰り返していくとなると、消化不良になる可能性があります(わたしは途中で心が折れました苦笑)。
仮に10年分の過去問に取り組むとしても、重要度の高いものから攻略していったほうがいいです。
過去問の中には、相当レアなものも含まれており、二度と出題されないであろう論点の問題もあるからです。
それよりも、何度も出題されている問題を先につぶすのが実力アップの近道です。
なので、過去問にあらかじめ、重要度が記載されている過去問を使うことをおすすめしています。
スマホでの過去問の勉強はスキマ時間で!
スマホのアプリやWEBサイトで過去問を解けるようなツールもたくさんあるので、手軽に勉強できるという意味では、ぜひ利用されることをおすすめします。
ただ、気をつけなければならないのは、過去問の学習の中心は、あくまでも紙を使った勉強にするということです。
というのも、スマホなどを使ったデジタル画面での勉強は、長時間になるほど目にかかる負担も大きくなり、脳も疲れやすくなるのでメインの学習教材にするのはリスクが高いです。
それに、社労士の本試験では、もちろん紙に書かれている試験問題を読みます。
どういうことかというと、普段からデジタル画面の文字を読んでいると、文字のイメージがデジタル画面で焼きついてしまい、いざ本試験の紙で書かれた問題を読んだときに、脳が混乱する可能性があります。
過去問の具体的な取り組み方については、またにお話しするとして、スマホでの過去問の勉強は、スキマ時間で確認程度に行うのが良いと言えるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本やスマホなどの過去問どのように向き合えばいいのかをお話ししてきました。
ご自分に一番合った方法で、とにかく繰り返し学習することが合格への近道になります。
勉強の目的は、「本試験の時に、必要な知識をスムーズに取り出すこと」にありますので色々と試してみると良いでしょう。
あなたの合格を心より応援しております。
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