勉強の進め方

社労士合格勉強法「ズバリ!合格するためのコツとは?」

毎日勉強をしているけど、いま自分の進めている方法が、果たして合格に結びつくのか不安になることはありませんか?

不安になるたびに合格体験記を読んでみたり、勉強法の本を買って読んでみたりするけど、一向に自信がつかない、ということもあると思います。

わたしも不安という意味では、合格発表の日まで不安がなくなることはありませんでした。

でも、不安よりも自信を大きくする方法はあります。

不安はなくならないけど、「ここまでやったら大丈夫!」と言えるマインドを持つ方法はあるのです。

今回は、社労士試験に合格するためのコツをお話ししましょう。

捨てる勇気を持つ!

ご存知のように、社労士試験の出題範囲は膨大なものになります。

労働基準法から始まり、厚生年金法までの各科目に加え、「一般常識」というどこをどうしたら良いのか、どう勉強したらいいのか分からないものまでありますよね。

だからこそ、「自分はどこを勉強するのか」を明確にして、それをひたすら繰り返して自分のものにすることが大切です。

どこを勉強すれば良いのか?

それは、ズバリ「基本事項」です。

基本事項とは、過去に何度も出題されている論点で、受験生の誰もが正解できる問題のことです。

社労士試験は10科目に分かれますが、それぞれの科目で、誰もが正解できる問題を落とさなければ合格できます。

「そんなに簡単なことなら苦労しないよ」

という声が聞こえてきそうですが、これは事実です。

多くの受験生は、労働基準法はできたけど、厚生年金法ができなかった、というように、必ず出来の悪かった科目があります。

それは、誰もが正解している問題を落としてしまった、ということです。

本試験が終わったあとに問題をよく読んでみると、「あ!これ知ってたのに!」ということがよくあります(わたしもそうでした)。

これは、問題を解くのに必要な、基本的な知識が本番の時に出てこなかったことが原因です。

それを防ぐためには、「基本問題を徹底的に繰り返して学習」して自分の体に染み込ませることに限ります。

そのために、基本事項以外の情報はシャットアウトする必要があります。

わたしの場合、通信講座で勉強していましたが、基本事項の問題演習とテキストの通読のみを30回繰り返しました。

「え?!30回転?!!」

と思われるかもしれませんが、問題演習を基本事項に絞ったから出来たことです。

10年分の過去問を30回転しろ、といわれたらテキストの通読まで手が回らず、知識の定着が中途半端になっていたでしょう。

いいかえれば、「選択と集中」が合格の一つ目のコツと言えます。

では二つ目のコツはなんでしょうか。

それは、

自分の勉強スタイルを早く作る

1日にどれだけ勉強できるのかは、人それぞれ違います。

また、これまでの人生で、たとえば学校の試験勉強などをどういうスタンスでやってきたか、などもみんな違います。

ですから、自分に合った勉強スタイルというのは、自分で見つけていくしかありません。

でも、ひとつ言えるのは、「勉強は習慣」です。

たとえば、「起きたら昨日の復習のためにテキストを読む」、「通勤電車では、音声講義を聴く」、「出勤前にカフェで過去問を解く」、「夜寝る前にはその日の振り返りをしてスケジュールの軌道修正をする」など、すべて習慣化するのです。

いいかえれば、勉強のルーティーン化です。

先述した、基本事項を繰り返し学習するために、スキマ時間も含めてどこまでルーティーン化して勉強スタンスを作り上げるかが合格への二つ目のカギです。

ここでつまづくと、勉強のペースがつかめないことになり、時間だけが経過してしまい、タイムアップになりかねません。

ですから、試行錯誤しながらでも、1日も早く一番自分に合った勉強スタイルを作ってしまいましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

わたしがご提案していることは、必ずどこかで読んだり聞いたりしたことだと思います。

でも、実践できている人は多くありません。

多くないからこそ、実践できた人が合格への切符を手に入れることができます。

最後に、三つ目のコツをお伝えしましょう。

それは、

合格したあと、社労士の資格を使って自分は何をするのかを、はっきりとイメージする」

のです。

合格を目標にしてしまうと、そこがゴールとなってしまい、モチベーションが上がりにくいことがあります。

自分の残りの人生をどうしていきたいのか、そこまでイメージしておくと、モチベーションを上げやすくなりますので、ぜひ紙に書き出して毎日見ることをおすすめします。

あなたのことを心から応援しています!

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