過去問

「社労士試験 雇用保険法 被保険者」雇-147

このブログでは、毎日科目を変えてお送りしています。

なぜかというと、早いうちに全科目に触れておくことで、社労士試験の全容がイメージしやすくなり、勉強のペースが掴みやすくなるからです。

なので、あまり構えずに「ふ〜ん、そうなんだ」くらいの気軽な気持ちで読んでみてくださいね。

今日は雇用保険法の「被保険者」について見てみようと思います。

被保険者となるための要件について確認しましょう。

 

生命保険会社の外務員は雇用保険の被保険者にならない??

(平成27年問1E)

生命保険会社の外務員、損害保険会社の外務員、証券会社の外務員は、その職務の内容、服務の態様、給与の算出方法等からみて雇用関係が明確でないので被保険者となることはない。

 

解説

解答:誤り

生命保険会社の外務員等について、

その職務の内容、服務などが事業主からの支配を受けていて

雇用関係が明確な場合は被保険者となります。

さて、次に長期欠勤している労働者が被保険者となりうるのか下の過去問で確認しましょう。

 

長期欠勤している労働者の取り扱い

(平成30年問2B)

一般被保険者たる労働者が長期欠勤している場合、雇用関係が存続する限り賃金の支払を受けていると否とを問わず被保険者となる。

 

解説

解答:正

問題文のとおりです。

労働者が長期欠勤している場合でも、

賃金の支払を受けているかどうかに関わらず

雇用関係が存続しているのであれば被保険者となります。

 

今回のポイント

  • 生命保険会社の外務員等について、その職務の内容、服務などが事業主からの支配を受けていて雇用関係が明確な場合は被保険者となります。
  • 労働者が長期欠勤している場合でも、賃金の支払を受けているかどうかに関わらず雇用関係が存続しているのであれば被保険者となります。

 

各科目の勉強法の記事をまとめました

労働基準法から一般常識までの全科目の勉強法の記事をまとめましたのでぜひご覧ください

リンク「社労士試験 独学合格法 各科目の勉強方法の記事をまとめました!」

 

科目ごとにまとめて記事を見ることができます!

スマホでご覧になっていただいている場合は、一番下までスクロールすると、科目名が並んでいますのでご覧になりたい科目をタップいただくと、その科目だけの記事を見ることができます。

もしくは、一番右上の三本線(メニューになっています)をタップしていただいて科目名を表示させる方法もあります。

ぜひご活用ください!

関連記事

  1. 「雇用保険法 ちょっと苦手な高年齢雇用継続給付の勉強方法とは」過去問・…

  2. 【ふわっと全科目を眺める】「社労士試験 安衛法 安全衛生管理体制」過去…

  3. 社労士試験勉強法 過去問攻略!「厚生年金法 複数の事業所に勤めることに…

  4. 「健康保険法 取っつきにくい訪問看護療養費の勉強方法とは」過去問・健保…

  5. 社労士試験勉強法 過去問攻略!「徴収法 保険関係の成立届はどこに出す?…

  6. 社労士勉強法 過去問攻略!「安衛法 一般の健康診断」 安衛-1

  7. 社労士勉強法 過去問攻略!「国民年金法 被保険者に国籍要件てあるの?」…

  8. 社労士試験勉強法 過去問攻略!「労災保険法 通勤災害の定義って?」 労…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。